fc2ブログ
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
01« 2024/02 »03

プロフィール

高知こどもの図書館

Author:高知こどもの図書館
認定NPO法人が運営する、日本で初めてのこどもの本専門の図書館です。

月別アーカイブ

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

墓場の少年~ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活~

先週まで朝晩はまだ肌寒かったように記憶しているのですが、
ここ数日は蒸し暑い日が続いています。なんとなく体がだるい、
というときはやはり読書が一番!?
 

 『墓場の少年~ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活~』
  ニール・ゲイマン著 金原瑞人訳 角川書房

  ある夜、よちよち歩きの赤ん坊が家を抜け出て
 墓場へ迷い込む。家族全員が惨殺され、自分の命も
 風前の灯だとは全く知らずに。
  追ってきた殺人者から赤ん坊を救ったのは墓場の
 幽霊たち。赤ん坊はノーボディと名付けられ、幽霊
 たちに育てられる。一味違う幽霊たちの教育のもと、
 独特の能力を身につけていくノーボディ。だが、外の
 世界では殺人者が今もノーボディを探していた…。
  カーネギー賞、ニューベリー賞をダブル受賞している。

ジェイとレイ ふたりはひとり!?

どんなに楽しい学校でも、時には行きたくなくなる時もありますよね。
誰か自分の代わりに行ってくれないかな~、と思ったことはないですか


 『ジェイとレイ ふたりはひとり!?』
アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社


ジェイとレイは12歳のふたごの兄弟。
名前も似ているけれど本当にそっくり。
転校してきた初日、レイは病気になり
ジェイは一人で登校します。ところが、
先生の生徒ファイルにはジェイの分しか
なく、レイの名前は呼ばれません。
 これはチャンス! 学校へは毎日交代で
ジェイとして行こうと二人で決めます。
両親は共働き。一人は家にこっそり帰り、
好きなように時間を過ごすのです。
 生まれたときからふたりはいつも一緒。
比べられてばかりにウンザリしていたジェイと
レイ。それぞれが一人でいられることがうれ
しくてたまりません。
 でもスポーツや勉強、女の子と話すこと
だって、得意なことは少しずつ違っていました。
さあこの計画、いつまで続くのでしょう?

『ゼバスチアンからの電話』

今日紹介するのは、もう絶版になっているため
図書館でしか読めない本なのですが
中・高校生にオススメしたい1冊です。

17歳のザビーネはとても頭のいいしっかり者。
初めての恋人、ゼバスチアンと真剣に恋をしています。
でもあるとき、彼と喧嘩してしまい、
その上、家を買うという父親の夢のために、
経済的にも精神的にも辛い引越しをすることに…。

これをきっかけにザビーネは、自分を深く見つめ直すように
なります。
実は、付き合い始めてからの変わってしまった自分の心に
とまどいも感じていました。
彼のことを昼も夜も考え、ひたすら電話が鳴るのを待ったり、
自分の夢を投げ捨てて、何もかもゼバスチアンに
合わせてしまうなんて…
いつのまにか、大嫌いだったはずの自主性のない女性に
なっていたのです。

自分を見つめるのは簡単でもなく
楽なことでもないけれど、
確実にザビーネは成長していきます。
18歳のザビーネの誕生日で終わる結末は、
決してアンハッピーではないのです。 (み)

『ゼバスチアンからの電話』
イリーナ・コルシュノフ作 福武書店 1990年

つぐみ通りのトーべ

新学期が始まって10日ほどが経ちました。
新しい環境に慣れるのは大人でもなかなか大変なこと。
小さい人たちも、苦労していることでしょう。
ちょっと気分を変えたいときには…。

『つぐみ通りのトーべ』ブルイット・ロン作 佐伯愛子訳 徳間書店

 トーべは小学校二年生の女の子
本を読むのも、作文を書くのも、
算数も得意です。でもクラスで人気
があるのは、バレエのポーズが素敵で
歌の上手なエンマ。トーべの一番の
仲良しですが、最近ほかの子と仲良く
しているのが気になります。
 エンマの誕生パーティーで大失敗を
したトーべはパーティーを抜け出しま
すが、迷子になってしまいます。自分の
家を探そうと高い木に登ったものの、
降りられなくなってしまい、ひと騒動に…。
ついてないトーべでしたが、そのおかげで
素敵な友だちに出会います。
 4年生からは自転車通学が認められるなど
スウェーデンの小学校の様子をすること
もできるおはなしです。

木いちごの王さま

近くの山や庭先で、野イチゴの花を見かけるようになりました。
あとひと月もしたら、おいしい野イチゴや木いちごを探しに
行かなくっちゃ・・・。


 『木いちごの王さま』
サカリアス・トペリウス/原作
きしだえりこ/文 やまわきゆりこ/絵 集英社

 テッサとアイナの姉妹が木いちごを
あらっていると、中から大きな虫が…。
ふたりの大きいお姉さんは「はらいおとして」
といいました。弟は「ふみつぶしちゃえ!」
けれどもふたりは、外のやぶの中に返してやり
ました。
 それから森へ、ジャムにするための木いちご
つみへ…。ところが、あまり遠くまで出かけた
せいで帰り道がわかりません。
 大きな石に腰かけてしくしく泣きながら「お
なかがすいた」というと、バターつきパンがひ
ざの上に落ちてきました。「ミルクがあったら」
というとミルクの入った大きなコップが手の中に!
 よくあさ、ふわふわベッドで目を覚ましたふた
りの前に現れたのは…。
 こんな迷子なら、一度なってみたいなぁ。
 

BACK | HOME | NEXT