地震発生から2週間。まだまだ厳しい状況が続いています。
それでも時々報道されるこどもたちの笑顔に救われる思いがします。 『「希望」という名の船にのって』 森下一仁著 ゴブリン書房
20××年、人類全滅の危機に陥った地球から逃れるために出発した
「希望」という名の船があった。
それから十数年、船の住人は12家族41人。ヒロシは船生まれの12歳だ。
船には食料や衣類を再生し続ける農場もあり、それぞれが役割を持ち働いていた。
ある時、ヒロシはふとしたことから船が想像していた宇宙にいるのではなく、
深い海に沈んだままであることを知る。海底3000メートル! やがて船に故障が
出始める…。
はたして「希望」は海面に浮上することができるのか、そこで見える光景は?
高知県出身のSF作家がこどもに向けて描いた近未来のお話です。
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厳しい環境の中で暮らすことを余儀なくされている大勢の方、そしてこどもたち。
一日のうち、わずかな時間でも緊張を解く時間があるでしょうか。
生き延びるための食事や飲料水と一緒に、子どもたちの心を楽しくさせてくれる なにか を
手渡してくださる人が、子どもの周りにいますようにと願わずにはおれません。
『ぼくのネコにはウサギのしっぽ』
朽木祥/作 片岡まみこ/絵 学習研究社
この本には、猫と犬のおはなしが三つあります。
1. おねえちゃんのネコは、白い毛に金色の目をしてとてもきれい。ぼくのは
「ネコたすけネットワーク」の人がつれてきたネコでしっぽがウサギみたいに短い。
おくびょうで人見知り、名前はタマ。でも、どのネコよりもいちばん好き。
2. 元気いっぱいの“でかい子犬”のダン。ある日、ゴキブリ退治用のホウ酸だんごを食べてしまいます。
さあ、たいへん!
3. いつも「すいません」というような顔の平吉と、はしゃぐの大好きハリーの2匹のイヌの友情の物語。
笑ったり、ホロリとしながら読むうちに、動物を愛する優しさが伝わってきます
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5日から開催中の「ウォルドルフ人形と羊毛の手仕事展」はおかげさまで大変好評で、
毎日、大勢の方が来場くださっています。
ワークショップも楽しく行っています。大人の方を対象にしたワークショップですが
昨日の日曜日、小学校三年生の女の子が挑戦しました。大人に交じって、楽しそうにチクチクチク…。
なんて見事な針さばき! 一緒に来ていたお父さんも、女の子に習いながらチク…、チク…とお手伝い。

4時間半後には可愛いうさぎの完成です! この笑顔をみてください。
女の子の集中力とセンスの良さに、講師の川崎さんも驚いたワークショップとなりました。
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チャレンジを宣言してから今日までに早くも5名の方からの
ご支援をいただくことができました。
みなさまありがとうございます。心よりお礼を申し上げます。
こどもの図書館への応援をこれからもお願いいたします。
今日ご紹介するのは絵本
『バロチェとくまのスノウト』
イヴォンヌ・ヤハテンベルク作 野坂悦子訳 講談社
バロチェは、たくさんくまのぬいぐるみを持っていますが、おばさんからまた
スノウトという名前のクマをもらいました。もうベッドは満員、困ったバロチェは
みんなにひとつずつくまをプレゼントして喜ばれました。
今では、スノウトだけが一緒です。
愛らしいオランダの絵本です。
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こどもの図書館では、高知新聞の日曜日の「こども高新」欄で
毎月2回程度、本の紹介をさせていただいています。
2008年から続いているのですが、
2011年度はなんと、パワーアップ!
第2日曜日を除く、毎週、本の紹介をさせていただけることになりました!!
こどもの図書館として、とってもやりがいのある
嬉しいお仕事です♪
4月からは、最終週に中学生以上を対象とした本の紹介
をすることになりました。
今は “お試し”として、4月分の原稿を書いている最中です。
(〆切は来週の水曜日…)
本を紹介するには、まず、どの本を紹介するのか選ばなくてはなりません。
これまでも、中学生以上を対象とした本は時々紹介してきましたが
定例化された記念すべき最初の本。
さて、何を選ぼうかな…。
今週は、何冊もの候補の本を読み直す1週間となりました。
最後まで残ったのは、
『靴を売るシンデレラ』 小学館
『希望(ホープ)のいる町』 作品社 ともに、ジョーン・バウアー著
『虎と月』 柳広司著 理論社
『エマ・ジーン・ラザルス、木から落ちる』 ローレン・ターシス作 主婦の友社
この4冊です。
4月24日にはどの本が紹介されるのか?!
これからも、「こども高新聞」欄をお楽しみに♪
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「ウォルドルフ人形と羊毛の手仕事展」の併設展
スウェーデンひつじの詩舎講師作品展
「ウォルドルフ人形の四季」が 明日よりご覧いただけることになりました。
16日からの開始の予定でしたが、少しでも早くに見てもらいたい、と作品を早めにお届けくださいました。

春夏秋冬、それぞれ季節感のある人形たち。
一度会場に来て下さった方もぜひもう一度ご来場ください。
まだご覧になっていない方は、この機会をお見逃しなく!
3月20日までの開催です。
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やっと暖かくなってきました。
オタマジャクシたちもきっと春を待ちわびていることでしょう。
新学期のブックトークでよく取り上げるのは”かえる”です。
今日紹介する本は、小学校で紹介したいな、と思っている一冊です。
『なんかのケロくん』 山下明生さく あべ弘士え のら書店
なんかしたいんだけれど、なにがしたいのかはよくわかんない、っていうこと、
ないですか。
ケロくんは“なんか”がくちぐせのかえるのこどもです。
おひるねからめがさめたとたん、ケロくんの「なんか」がはじまります。
なんかほしいけれど、なにがほしいのかわからない、というケロくんに、
おかあさんはふうせんガムを一まいくれました。ガムをかみながら、
なんかを探してきなさいとお母さん。
ガムをつりざおに、つりざおをせっけんにとりかえっこしましたが、
ケロくんのほしい、「なんか」ではありません。
ケロくんがほしい「なんか」ってなんだったのでしょう?
それはね、きっとみんなもだいすきな「なんか」でした!
皆さんの今一番したい「なんか」はなにですか?
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ジャスト・ギビング・ジャパンをご存じでしょうか?
チャリティーや寄付文化を根付かせて、人々の善意と
支援のほしいNPOの橋渡しをしようという団体です。
こどもの図書館も支援先団体として登録し、支援いただくためのチャレンジに
挑戦することにしました。
ブログで週に一度本の紹介をする、というチャレンジです。
なかなか更新のできていないブログで、「週に一度の本の紹介をする」というのは
ハードルの高いチャレンジですが、ご支援いただけるように頑張ります!
このチャレンジを応援して下さる方はぜひ「チャレンジ・ギビング・ジャパン」のHPを
ご覧ください!
http://justgiving.jp/npo/374
チャレンジ最初の紹介本は
『ぼくが一番望むこと』マリー・ブラッドビー文 クリス・K・スーンピート絵 斉藤規訳 新日本出版社
奴隷から解放され自由になったぼくたち。でもだれも字が読めない。
ぼくは字を習って本を読みたい。
ある日、新聞を読み聞かせている同じ黒い肌の男の人に出会う。それが
僕の希望となった…。
アメリカに実在した教育者の幼少時代を絵本にした作品。
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庭仕事に特別の才能を持っている人のことを「緑の指」と呼ぶのだそうです。
こどもの図書館を応援して下さる方にも「緑の指」がいらっしゃいます。
たくさんの花の苗を携えて、図書館の小さな庭に春を運んでくれました。
まだ小さな花たちですが、すぐに大きくなって来館者の皆さんの目を楽しませてくれることでしょう。
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