どんなに楽しい学校でも、時には行きたくなくなる時もありますよね。
誰か自分の代わりに行ってくれないかな~、と思ったことはないですか。
『ジェイとレイ ふたりはひとり!?』
アンドリュー・クレメンツ/著 田中奈津子/訳 講談社ジェイとレイは12歳のふたごの兄弟。
名前も似ているけれど本当にそっくり。
転校してきた初日、レイは病気になり
ジェイは一人で登校します。ところが、
先生の生徒ファイルにはジェイの分しか
なく、レイの名前は呼ばれません。
これはチャンス! 学校へは毎日交代で
ジェイとして行こうと二人で決めます。
両親は共働き。一人は家にこっそり帰り、
好きなように時間を過ごすのです。
生まれたときからふたりはいつも一緒。
比べられてばかりにウンザリしていたジェイと
レイ。それぞれが一人でいられることがうれ
しくてたまりません。
でもスポーツや勉強、女の子と話すこと
だって、得意なことは少しずつ違っていました。
さあこの計画、いつまで続くのでしょう?
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今日紹介するのは、もう絶版になっているため
図書館でしか読めない本なのですが
中・高校生にオススメしたい1冊です。
17歳のザビーネはとても頭のいいしっかり者。
初めての恋人、ゼバスチアンと真剣に恋をしています。
でもあるとき、彼と喧嘩してしまい、
その上、家を買うという父親の夢のために、
経済的にも精神的にも辛い引越しをすることに…。
これをきっかけにザビーネは、自分を深く見つめ直すように
なります。
実は、付き合い始めてからの変わってしまった自分の心に
とまどいも感じていました。
彼のことを昼も夜も考え、ひたすら電話が鳴るのを待ったり、
自分の夢を投げ捨てて、何もかもゼバスチアンに
合わせてしまうなんて…
いつのまにか、大嫌いだったはずの自主性のない女性に
なっていたのです。
自分を見つめるのは簡単でもなく
楽なことでもないけれど、
確実にザビーネは成長していきます。
18歳のザビーネの誕生日で終わる結末は、
決してアンハッピーではないのです。 (み)
『ゼバスチアンからの電話』
イリーナ・コルシュノフ作 福武書店 1990年
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新学期が始まって10日ほどが経ちました。
新しい環境に慣れるのは大人でもなかなか大変なこと。
小さい人たちも、苦労していることでしょう。
ちょっと気分を変えたいときには…。
『つぐみ通りのトーべ』ブルイット・ロン作 佐伯愛子訳 徳間書店
トーべは小学校二年生の女の子
本を読むのも、作文を書くのも、
算数も得意です。でもクラスで人気
があるのは、バレエのポーズが素敵で
歌の上手なエンマ。トーべの一番の
仲良しですが、最近ほかの子と仲良く
しているのが気になります。
エンマの誕生パーティーで大失敗を
したトーべはパーティーを抜け出しま
すが、迷子になってしまいます。自分の
家を探そうと高い木に登ったものの、
降りられなくなってしまい、ひと騒動に…。
ついてないトーべでしたが、そのおかげで
素敵な友だちに出会います。
4年生からは自転車通学が認められるなど
スウェーデンの小学校の様子をすること
もできるおはなしです。
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こどもの図書館では、
毎月最後の日曜日に「おはなし会」を行っています。
4月は24日。
すぐ近くの丸ノ内緑地で行われる
「アースデイス・ピクニック」に参加して、
「野原のおはなし会」 を行います。
アースデイとは、1970年にアメリカで「4月22日をアースデイ(地球の日」にしよう」
という声が上がったことが始まりで、
日本でも「アースデイ・1990・日本」が生まれました。
高知では今年は22年目の「アースデイズ・2011・高知」になります。
チラシには、こんなことが書かれています。
「アースデイ」は年1回の特別な日ではなく、
私たちにとって毎日が「地球を考える日」としたい…
「アースデイズ(アースデイの複数)」にはそんな願いが込められています。
会場は、こどもの図書館からも歩いて行ける丸ノ内緑地です。
11時に図書館を出発しようと思っています。
ぜひご参加ください♪
『アースデイズ・2011・高知』 アースデイズ・ピクニック
と き■4月24日(日)AM10:00~PM4:00ごろ
ところ■高知市丸ノ内緑地
主催/EARTHDAYS 2011 KOCHI
お昼ごはんの青空市/アースデイズ・コンサート(県内ミュージシャンの演奏&今年はWAYNOライブも)
ものづくりの人たちのコーナー/地球に優しい展示コーナー
風呂敷一枚分のリサイクルバザー/
そして、11時過ぎからは「野原のおはなし会」!
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世界一周旅行…、あこがれはあっても
実際に出かけるのは難しい、となれば
さあ、絵本を開きましょう。
絵本は世界へ開く窓。
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ大陸…。
絵本でゆっくり世界歩きを楽しもう。

世界地図と見比べながら読むと、新たな発見も…。
展示本も貸出をしています。
みなさまのご来場をお待ちしています。
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近くの山や庭先で、野イチゴの花を見かけるようになりました。
あとひと月もしたら、おいしい野イチゴや木いちごを探しに
行かなくっちゃ・・・。
『木いちごの王さま』
サカリアス・トペリウス/原作
きしだえりこ/文 やまわきゆりこ/絵 集英社
テッサとアイナの姉妹が木いちごを
あらっていると、中から大きな虫が…。
ふたりの大きいお姉さんは「はらいおとして」
といいました。弟は「ふみつぶしちゃえ!」
けれどもふたりは、外のやぶの中に返してやり
ました。
それから森へ、ジャムにするための木いちご
つみへ…。ところが、あまり遠くまで出かけた
せいで帰り道がわかりません。
大きな石に腰かけてしくしく泣きながら「お
なかがすいた」というと、バターつきパンがひ
ざの上に落ちてきました。「ミルクがあったら」
というとミルクの入った大きなコップが手の中に!
よくあさ、ふわふわベッドで目を覚ましたふた
りの前に現れたのは…。
こんな迷子なら、一度なってみたいなぁ。
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今日ご紹介する本は中学生以上の本好きの方におすすめの1冊。
『家守綺譚』梨木香歩/著 新潮社
主人公の綿貫は駆け出しの文筆家。売り言葉に買い言葉で、日々の糧を得ていた教師の職を失い、
現在は亡き親友・高堂の実家の家守をして糊口をしのいでいる。
草木が好き放題に茂ったこの家では怪異なことが絶えない。しかし綿貫は死んだはずの高堂が
床の間の掛け軸の中からボートを漕ぎながら出てこようが、庭木の百日紅に懸想されようが、
はたまた河童の抜け殻を拾おうが、あわてず騒がず、おっとりと受け止める…。
もしもこの本が気に入ったら 綿貫と高堂の共通の友人で
「土耳古(トルコ)へ行っている村田」が活躍する、
『村田エフェンディ滞土録』(角川書店)もぜひどうぞ。
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こどもの図書館では毎月最初の土曜日の11:00?12:00
小学生以上を対象とした「こども折り紙教室」を行っています。
2011年度初めての折り紙教室は「端午の節句」の折り紙。
伝承の兜とこいのぼりを折りました。 親子で、あるいは一人で参加したこどもたち。
わからないところは教えあいながら、和気あいあいと折り紙を折りました。
出来上がったこいのぼりと吹き流しを棒に取り付けるのに少してこずりましたが、
無事完成!
来月は5月7日(土)11:00?12:00 「母の日のプレゼント」を折ります。
申込みは要りません。 ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしています。
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