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高知こどもの図書館

Author:高知こどもの図書館
認定NPO法人が運営する、日本で初めてのこどもの本専門の図書館です。

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YA読書会『たまごを持つように』

2月25日(土)YA読書会がありました~。

課題本:『たまごを持つように』まはら三桃著

参加者は3人と少なかったですが、FAXでバーチャル参加してくださった方もおり

今回も楽しい読書会となりました。

みなさんの感想を紹介します。


Dさん:私も高校時代バスケットボール部だったので、
読みながら自分の若い頃を思い出して懐かしくなった。
自身の高校の頃をふりかえってみると、この物語に出てくる主人公のように
物事を突き詰めてものを考えてなかったなーと思った。
矢の種類や構え方にそれぞれ呼び方があって、スランプのことを”はやけ”と言ったり、
弓道の言葉が面白い。

Fさん:「ヤマタノオロチ」と「ヤマトナデシコ」を間違えたり、
春くんのお父さんが面白くていいキャラ。
ところどころに細かいエピソードが入ってて気持ちよく読める作品だと思った。

Kさん:今回、『鷹のように帆をあげて』しか読めなかったけど、
『たまごを持つように』も『鉄のしぶきがはねる』も
福岡が舞台で博多弁が楽しい。物語の雰囲気が出ているなぁと思った。

Sさん:弓道がメンタルなスポーツであることがよくわかる作品でした。
春はちょっとカッコ良すぎの感じ。
音楽でなく、バスケでなく弓道を選んだ理由は、
県内在住のアフリカ系の人が「黒人だというだけで、
バスケットのダンクシュートが得意だと思われているみたいです」と苦笑している、
と新聞で読んだことがあるので、充分納得でした。

などなど、高校生時代を振り返ったり、登場人物について空想を膨らませたり
楽しみ方いろいろの読書会でした。

まはら三桃さんの他の作品には
『鉄のしぶきがはねる』(講談社)
工業高校機械科に通う女の子、三郷心(みさとしん)が
旋盤という機械を使い、鉄を加工する技術に挑む青春物語。

『鷹のように帆をあげて』(講談社)
タカを訓練し、鳥類やウサギなどの小動物を捕らえさせる
鷹匠(たかじょう)を目指す、中学生の女の子の物語。

などがあります。他の作品もぜひ読んでみてくださいね。

次回の読書会は


3月24日(土)14:00~
『鬼の橋』伊藤遊著(福音館書店)


を課題本に開催します。

みなさんのご参加お待ちしております。
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本とともだちコンサート

いよいよ明日に迫った「第39回本とともだちコンサート」
             annpannmann.jpg

出演はおなじみの高知少年少女合唱団のみなさんです。
定期演奏会でも大変好評だったステージを
こどもの図書館で再演してくれます! 
小学生から高校生までの歌うことが大好きな子どもたちの
ハーモニーをぜひお楽しみください。



本のバザー始まりました

ボランティアの方たちにもお手伝いいただいて、昨日一日で何とかバザー会場が整いました。
バザー 絵本もたくさん

             バザー本!

             お針の会作品 ゆずほか
 
     11時の開場と当時に人・人・人! 

     バザーは日曜日まで行います。皆さま掘り出し物を探しにぜひお越しください バザー会場(盛況です)



ご支援ありがとうございます

ここ数年毎年ご支援下さっている「日本生命労働組合」様より、今年度も書籍をご寄贈いただきました。
シリーズ最新刊や恐竜図鑑など計33冊。早速今日から書棚に並びます。
例年、年度末は財政状況が厳しくついつい資料購入を控えがちになるのですけれど、今年度末は、団体や企業の皆さまのご支援のおかげで、本を購入することができ、職員一同大変有り難く、嬉しく思っています。

これからも皆さまどうぞよろしくお願いいたします


    ニッセイ寄贈図書    ニッセイ図書寄贈

YA読書会『ドリトル先生航海記』

この間のブログでもお知らせしたYA読書会、今回は4人の方が参加してくれました。

課題本:『ドリトル先生航海記』(岩波書店)ヒュー・ロフティング著

みなさんの感想を少し、紹介します。

Dさん:航海記は初めて読んだ。物語の展開のテンポがよくて
    すらすら読めた。井伏鱒二さんの訳も易しくて良かった。
    180歳を超えるオウムのポリネシアが面白い。

Oさん:クジラが浮き島を押してくれたり、ドリトル先生がカタツムリに乗って
    帰って来たり、子どもたちが好きそうなお話だと思った。
    映画のドリトル先生はレックス・ハリスンが主演で、すらっとした
    英国紳士をイメージしてたけど、本ではずんぐりむっくりの愛らしい人。

Sさん:本文中の「あんパン」、原文では何だったんだろう?パンケーキかな?
    訳が上手だと思った。Pushmi-Pullyuを”おしつおされつ”と訳してたり。

Nさん:こどもの頃アニメのドリトル先生を見たけど、そのイメージと全然違っていた。
    食べ物のシーンを読むのが好き。ポケットにパイを入れて歩いたり、
    ドリトル先生がトミーの家でごちそうになるシーンは微笑ましい。

などなど、みんなでわいわいと本について語り合うのはやっぱり楽しい!!
映画の『ドリトル先生』をぜひ見てみたいと思いました。
一冊の本からお話が広がる読書会、次回も楽しみです。


次回の課題本は、『たまごを持つように』(講談社)まはら三桃著
2月25日(土)10:30~
です。


みなさんの参加お待ちしています^^
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