GW真っただ中、図書館の近くもお城や日曜市に県外の方がたくさん来ているようです。
ぜひぜひ図書館にも足をのばしてほしいなーと思っています。
4月の読書会、課題本は『ムーミンパパの思い出』
トーべ・ヤンソン作絵 小野寺百合子訳(講談社)でした。
参加者は4人、そして今回初めて参加してくれた方もいらっしゃいました!!
ムーミンはキャラクターでおなじみですが、本を読んだことのある人は
案外少ないかも…と思い、課題本にしました。
このシリーズは全8巻+別巻のシリーズでそれぞれ訳者が違うので、作品によって
受ける印象が全然違うと思います。
そんなムーミン、参加者からの感想を紹介します。
Nさん:『ムーミン谷の彗星』『たのしいムーミン一家』『小さなトロールと大きな洪水』
を読んで、この巻は読みやすいしユーモアがあるなと思った。
海辺を歩いて散策した人にしか書けない文章だと思う。
海の木陰でゆっくりしながら読んでみたい。
Tさん:景色の描写がきれいで、フレドリクソンとパパが語り合う夕暮れのシーンは目に見えるようだった。
ママが海に流されてくるシーンは嵐で大荒れの天気だけど、すごくきれいだと思った。
ムーミンママがしっぽでおしろいをはたく挿絵も楽しい。
Sさん:アニメを見て本を読んだ。
アニメのナレーションを頭に浮かべながら読むことができた。
プロローグのパパが自分にそっくり。
Kさん:パパの回顧録として書かれているから、物語のトーンが単調で、
その単調さが心地よかった。絵の雰囲気も物語とぴったりあっていて、
不思議な世界観だった。
独特な物語なのでどんな感想が聞けるのかなーと思っていましたが、
みなさん楽しんで読んでもらえたようです。
来月の読書会は…5月26日(土)14:00~
課題本は『ピース・ヴィレッジ』岩瀬成子(偕成社)です。
みなさんのご参加お待ちしております。