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プロフィール

高知こどもの図書館

Author:高知こどもの図書館
認定NPO法人が運営する、日本で初めてのこどもの本専門の図書館です。

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ぷかぷかアコーディオンはうたう

本とともだちコンサートのお知らせです。

9月2日(日)14:00~子どもの図書館二階多目的スペースにて

第40回本とともだちコンサート「ぷかぷかアコーディオンはうたう」

を開催します。

今回のコンサートではアコーディオン

アコーディオン


アフリカの楽器の特徴をいろいろと組み合わせたバンジョーという楽器の

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生演奏で楽しい音楽を奏でます。


演奏は、坂野志麻さん(アコーディオン)とクロパン・クロポンさん(アコーディオン・バンジョー)です。

さんぽ、幸せなら手をたたこう、などおなじみの曲を

アコーディオンとバンジョーで演奏すると、どんな音色になるのでしょうね。

噂では、手品も少し見えるらしいです……。

ぷかぷか漂うような、味のあるアコーディオンとバンジョーの演奏を

ぜひぜひ聞きに来てください。

参加費は、3歳未満無料、3歳~中学生100円、大人500円(会員400円)です。
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親子ワークショップ 夏休みの缶詰

夏休みも終わりに近づき、セミの鳴き声も少しずつ小さくなってきました。

こどもの図書館の夏休み企画第3弾!

親子ワークショップ「夏休みの缶詰 ピカピカン」を8月25日に開催しました。

講師に織田信生さんをお迎えして、

織田さん


親子6組の参加者の方が夏休みの思い出を詰め込んだ缶詰を作りました。

今回のワークショップは内容が盛りだくさん!!

銀色の紙を貼った筒を作って、ふたと底をボンドで貼り付ける作業がまず一つ。

銀の筒

銀の筒


そして、中にいれる物ももちろん作ります。

夏休みの思い出を書いた巻き物や

makimono


秘密の宝の地図(蚊取り線香で周りを焦がして、古めかしい地図っぽく)、

巻物


地図絵描き


夏休みに見つけたヘンな生き物や好きな昆虫、好きな食べ物をカラフルな粘土で再現!!

粘土

粘土


そして、お気に入りの貝やよさこいの花メダルなど、思い出の品物も詰め込んで

書いた日のラベルを貼ったら

夏休みの缶詰ピカピカンのかんせーい!!

pikapikann


大人も子どもも夢中で楽しんだワークショップでした。

9月16日(日)13:30~15:00 には、おやこお絵かきワークショップ「しわしわ」を

同じく織田信生さんをお招きして開催します。

申込み受付中です。お問い合わせは高知こどもの図書館088-820-8250まで

海のクラフト&ミクロのたんけん

8月5日(日)に、毎年恒例の夏休みおやこワークショップ
「海のクラフト」と「ミクロのたんけん」を開催しました。

毎年、高知市こども情報局の発行する「わいわいくじら」で募集をするのですが、
申し込み当日にすぐに定員に達してしまうほどの大人気の行事です。

海のクラフトは、粘土の上に貝がらをぺたぺたとはりつけて

写真たてやペンたてを作ります。
夏休みワークショップ 001

きれいな貝がらで作った自慢の作品の出来上がり!!
親子でわいわいと楽しんでくれていました。
夏休みワークショップ 002


午後は「ミクロのたんけん」

ペットボトルでマイけんび鏡を作ったり、本物のけんび鏡で水生生物を観察します。

なんてことのない水草も、けんび鏡で観察すると小さな生き物がくっついていたり

肉眼では3ミリにも満たない微生物も、近くで観察すると丸い目がちゃんと見えるのです。

夏休みワークショップ 003
夏休みワークショップ 004

いつもは見えないミクロの世界を体験できたかな~?


夏休み真っ盛り、こどもの図書館ではまだまだイベントが続きます。

8月25日(土)にはおやこワークショップ「夏休みの缶詰」を開催します。

手作りの筒に、夏休みの思い出の写真や品物を詰め込んで、

夏休みの缶詰を作る工作ワークショップです。まだ定員に若干の余裕があります。

お問い合わせ・お申込みは高知こどもの図書館 088-820-8250まで。

7月のYA読書会『かはたれ』

暑い毎日が続いています。

図書館では夏休み中の子どもたちが本を借りに来てくれています。

7月の読書会、課題本は
『かはたれ~散在ガ池の河童猫』
(福音館書店 朽木祥作 山内ふじ江画)でした。

高知の河童しばてん、ではなく、八寸という名の子どもの河童のお話です。

参加者のみなさんの感想を紹介します。

Dさん:麻のお母さんが亡くなって、年齢的にも自我に目覚めるとき。
黄色いフリージアを青く描く気持ちや、「どうしてきれいって感じるの?」という疑問が、
なんとなくわかったような気がした。
既成概念を壊して、自分の気持ちを確かめる様子が丁寧に描かれている。
静かな調子で話が展開して、文章も心地よかった。

Kさん:全体の雰囲気が可愛い。ビー玉を綿で包んだような感じ。
河童の霊力が水の綺麗さで違ったり、ほんのり水木しげるのような妖怪の世界。
いい感じの雰囲気だと思った。

Sさん:プロフィールに”被爆二世”と書いていて私の親も広島で戦争を経験していたので、親しみながら読んだ。
p.17に「それは別に体の大きさを指すものでも皿の径を指すものでもなかった。」とある。
広島に”おはっすん”という、ごはんの後つきだしのように、
少しずつ料理を八寸皿に並べる郷土料理がある。
”皿の径”とはこのことだなーと思った。
物語の背景が広くて、朽木ワールドにはまっている。底に通じているものが同じだと感じた。

Aさん:お母さんを亡くして、自我に目覚める頃の麻の気持ちが細やかに描かれていて、
大人の物語だと思った。お母さんがいい人。鎌倉が舞台で、歴史のある古い雰囲気と
モダンな雰囲気が両方感じられる物語の背景にぴったりだと思った。

この物語に出てくる麻という少女は、「花がきれいって思うのは、きれいだって教えられたからかな?
私は本当に花をきれいだと思ってるの?」と自分の気持ちや感性に疑問を抱きます。
読書会でもあれこれと話が派生して、”ふるさと”という言葉からイメージする風景は
どんな風景?という話で盛り上がりました。



8月の読書会は『風にのってきたメアリー・ポピンズ』
(岩波書店 P.L.トラヴァース作 林容吉訳)です。
みなさんのご参加お待ちしております。


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