11月はギャラリーがオープンしたり、出張もあったりと
怒涛の一ヶ月でした。
その中でもメインのイベントは、毎年恒例としょかんバザー。
開催のお知らせはブログでも紹介しておりましたが、
当日の様子もご紹介します。
11時のバザー開店前から行列ができ、大勢のお客さまが来てくださっていました。
今年は例年よりも商品数が少なかったのですが、
その分いい品をより安く(どこかで聞いたことのある宣伝文句ですね。)
お求めいただけるようディスプレイや表示を工夫しました。
また、としょかんバザー名物の
お針の会の作品や、あじゃり工房の陶芸作品のほか、
安心手作りのパンや炊き込みご飯、ケーキにビスコッティ、マドレーヌ、栗の渋皮煮など
おいしいものもたくさん並びました。
物品を提供してくださった皆様、お買い物に来てくださった方、
また当日のお手伝いをしてくださったボランティアの皆さま
本当にありがとうございました。
来年3月1・2・3日には本のバザーも開催いたします。
どうぞお楽しみに、そしてよろしくお願いいたします。
いよいよ12月、高知も冬らしくなってきました。
11月の読書会は『真夜中の動物園』を課題本に、
悲しく不思議な物語について話し合いました。
参加者の方の感想を紹介します。
Sさん:そんなに厚くないので、すぐ読めるかなと思って読み始めたけど、
さらっと読んではいけない本だと思った。
動物園に着いたとき、アンドレイとトマスは戦闘機ごっこをする。
自分たちだけで生き抜いていかないといけない
過酷な状況でも、遊びの要素が出てくるのは、子どもらしさだと思う。
Mさん:最近ハッピーエンドで終わる物語を読むことが
多かったので、この作品は読んだ後にもやもや感が残った。
アンドレイたちのこれからを考えると大変だと思う。
Oさん:夢かうつつかまぼろしか。
チェコスロバキアを舞台とした物語。こんな作品を
描ける外国は素敵だなと思った。
Kさん:アンドレイとトマスの家族の身に起こったことは
とても残酷だけど、物語の序盤と終盤の描写は繊細で比喩が美しい。
モノクロの世界観で、映画のように感じた。
読んだあとに深く考えさせられる作品ですが、
ラストの結末は人によって捉え方が違うと思います。
みなさんもぜひ読んでみてください。
12月の読書会は『風が強く吹いている』(三浦しをん著 新潮文庫)です。
12月23日(日)14:00~
12月は例年クリスマスの本を読むことが多かったのですが、今年は”駅伝”の青春物語!!
これを読んでお正月の箱根駅伝を見ると、面白さ10倍かも!?
どうぞご参加ください。