毎月第2金曜日は、絵本研究家の安田幸子さんによる
「絵本の時間」。
”大人のための絵本の講座”として、毎回20名前後の方が参加されています。
明日のテーマは、
「イラストで見るマザーグースの世界」マザー・グースとは、イギリス、アメリカをはじめとする英語圏の国で歌いつがれてきた童謡です。
イギリスではNursery Rhymes(ナーサリー・ライム※子供部屋の押韻詩)と呼ばれることのほうが多いようですが、
日本では、北原白秋が最初に『まざあ・ぐうす』(1921[大正10]年)というタイトルで紹介し、この呼び名が親しまれています。
「ハンプティ・ダンプティ」「きらきら星」「ロンドン橋おちた」など、日本でもよく知られている以外に、
千とも二千ともいう数があるといわれます。
イギリスやアメリカでは映画や小説、新聞の見出しなどにマザー・グースの引用がしばしば登場し、
その文化に深く根ざしています。
マザー・グースの世界やキャラクターは画家たちの想像力を刺激し、絵本にも多く描かれました。
ウォルター・クレイン(1845-1915)、ケイト・グリーナウェイ(1846-1901)、ランドルフ・コルデコット(1846-1886)など、
絵本の創始者たちの時代から美術的にもすぐれたマザー・グース絵本が多くうまれています。
明日は、奥深いマザー・グースの世界をさまざまな挿絵から楽しみましょう!
◎ おとなのための絵本の講座「絵本の時間」 9月12日(金)午前10時~12時
講師:安田幸子さん(絵本研究家)
参加費:500円(会員400円)
※申し込みは不要です
※駐車場が狭いため、公共乗物等ご利用ください。電停・バス停「大橋通り」「公園通り」から徒歩5分です。
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