ふっとその世界に入ってしまうと、日常の感覚を失う。家の中に植物がはびころうが、友人が掛け軸から舟で出入りしようが、違和感がない。
『滞土録』もいろんな人が出てくるけど、こんな人いるわけない、と思わない自分は梨木ワールドの木の実を食べてしまったのかもしれない。
> ふっとその世界に入ってしまうと、日常の感覚を失う。家の中に植物がはびころうが、友人が掛け軸から舟で出入りしようが、違和感がない。
> 『滞土録』もいろんな人が出てくるけど、こんな人いるわけない、と思わない自分は梨木ワールドの木の実を食べてしまったのかもしれない。
梨木ワールドの木の実の味って、どんな味なのでしょう? 香ばしいでしょか、まったり甘味でしょうか?
これからもぜひぜひ、コメントをお寄せ下さいね!
梨木ワールドの木の実は決して甘くはない。いわゆるクセになる味もあるけど、一つ食べたら梨木ワールドすべてを受け入れるようになるわけでもない。気づかぬうちに取り込まれる作品はちょっと怖い気がするけど、作品の中には私が入れない(作品に拒否される?)ものもある。
相性があるのは確かだと思う。
こどもの図書館では毎月一回読書会をしています。今月の課題本は『涙を売った少年』(未知谷)でした。大学生や高校生たちと本のことをあれこれとおしゃべりするのは大変楽しい時間です。これからの予定は、5月14日『ガリバー』(福音館書店)、6月18日は『家守綺譚』(新潮社)です。
いずれも時間は10:30~。申込み不要です。ぜひご参加ください。
『滞土録』もいろんな人が出てくるけど、こんな人いるわけない、と思わない自分は梨木ワールドの木の実を食べてしまったのかもしれない。