いいお天気の土曜日、今日の午後は読書会でした。
昨日ブログでもお伝えした本の山が並ぶ会議室で読書会を実施。
今月の課題本は『ホビットの冒険』(J.R.R.トールキン作 瀬田貞二訳 岩波書店)
ホビットの穴ほど整えられていないので、部屋の散らかり具合はドワーフの穴くらい?
なんていう話をしながらの会でした。
参加者の感想を紹介します。
Oさん:1970年代に読んでマニアになるくらい大好きになった。
今回読み直す暇がなかったけど、現代のファンタジーを
最近読む機会があって、『ホビットの冒険』の最初のページを読み返してみて、
ホビットは何て読みやすいんだろうと思った。
今の時代のファンタジーは面白いものは多いけど、好きになるのはなかなかない。
この本を読んだ後に悲しみが押し寄せてきた。物語の最後は読者もビルボと一緒に帰ってくる。
トールキンの世界観が確立されていると思う。
Nさん:私は『指輪物語』を読んで何となく筋はわかる。
『ナルニア国物語』が大好きで、同じ瀬田貞二さんの訳。
最初のページを読んで引き込まれていった。
Kさん:手にとって冒頭を読んだとき、最初の数ページから引き込まれる文章だと思った。
描写が繰り返し丁寧に書かれているので、途中で読むのをやめて
また読み直しても、世界にすっと入りこめる。
ホビットの世界に流れる時間が心地いいと思った。
参加者の人数は少なかったですが、その分じっくりと語り合えるいい時間でした。
次回の読書会は
3月30日(土)14:00~
『「希望」という名の船に乗って』(森下一仁作 ゴブリン書房)です
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