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高知こどもの図書館

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1月の読書会『影との戦い ゲド戦記Ⅰ』

2014年初めての読書会、課題本は『ゲド戦記Ⅰ』でした。

今回初めて参加してくださった方もいて、今回も楽しくわいわいと盛り上がりました。

みなさんの感想はこちら。

Dさん:1981年に初めて県立図書館の読書会で読んで、みんなで「オジオンがいい」と言い合ったのを思い出した。
長男が中学生のときに読んで、「1巻が面白かった」と言っていたけど、次男は「2巻が面白かった」と言っていた。
ゲドはずっと逃げていたけど、オジオンの「向きなおるのじゃ」という言葉で行動を変える。
真の言葉を語るオジオンの雄大さに惚れた。
最初に出版されたものが、地図も大きくてイラストもあって読みやすい。
見返しの地図にほれぼれした。

Hさん:文章が短くてストレートに入ってくる。
ずっと前に読んで今回新たに読み直したけど、前に読んだときとは「いいな」と思ったところが違った。
ゲドが再びオジオンのもとに帰ってきて、休ませてもらう時に
その傍らでオジオンが杖を作ってくれる場面が静かなひと時で好き。

Oさん:久しぶりに読んだので内容をすっかり忘れていたけど、
今回読み直して、ゲドの高慢ちきな様子を前より冷静に読んだ。
「ル=グウィンはノーベル文学賞もらってもいいよね」という人もいる。
訳も流れるように書かれているので、小学生からでも読めると思った。
3巻まとめて読書会でやったらよかった。

Sさん:今までに何回か読んだけど、今回が一番のめりこんだ。夢に見るくらい。
カラスノエンドウとゲドの友情は『走れメロス』を思い出した。
カラスノエンドウはどういう経緯でゲドに真の名を教える決心をしたんだろう。
『魔女の宅急便』も並行して読んでいて、そこにも”名前”のことが出てくる。
岩波少年文庫の清水真砂子さんのあとがきには、オジオンの訳は”オギオン”が正しいと出てくる。
オジオンの「向きなおる」という考え方が気に入った。

Kさん:今回初めて読んで、すごく面白かった。
1976年に出された本で、今は使わない言い回しや表現が出てくるけど、
言葉が古びてなくてすらすらと読めた。
きれいな日本語で表現が豊か。船の”はてみ丸”という名前が気に入った。
魔法の話ではハリー・ポッターを連想した。ハリー・ポッターの作者にも影響を与えたのかな。
2巻もぜひ読みたい、と思って2巻の最初をちらっと読んだけど、
1巻とはまた雰囲気ががらっと変わって続きが楽しみ。


『ゲド戦記』は1976年、1999年、2006年、2009年と装丁を変えて出版されていて、
訳も少しずつ改訂されているそうです。
参加者によって読んだ本が違って、4種類を見比べて、
「これが好き」「これには訳者のあとがきが書かれてる!」と装丁についても盛り上がりました。

そして、7月5日(土)には清水真砂子さんをお迎えして講演会を開催することも決まりました!!

ということで、読書会では引き続き、隔月で『ゲド戦記』を読むことに。

これからの読書会の予定は

2月22日(土)課題本『凍りのくじら』(辻村深月 講談社文庫)

3月29日(土)課題本『こわれた腕環 ゲド戦記Ⅱ』
          『さいはての島へ ゲド戦記Ⅲ』(アーシュラ・K.ル=グウィン著 清水真砂子訳 岩波書店)

いずれも14:00~ 場所は図書館2階会議室で行ないます。

みなさんのご参加、お待ちしております♪
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Comment

同じ本を読んでも人によってとらえ方が違う…読書会の魅力のひとつ。オジオンについて:訳者の清水真砂子さんは、岩波少年文庫版の訳者後書きに、"ogion"のカタカナ表記は「オギオン」であるが、訂正する前、すでにオジオンの名前がたくさんの人たちに迎え入れられていたので、敢えて訂正せずにいる、と書いておられます。オジオンは心に染みいる存在ですね。
2014/01/25 23:09 | URL | #- [ Edit ]
オジオンは、自然界に生きるもの全てにあてはまる真理を
読む人に感じさせる頼もしい存在ですね。
3月の読書会も楽しみです。
2014/02/07 10:43 | URL | 高知こどもの図書館 #- [ Edit ]

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