5月のYaYaYa読書会は、課題本『三四郎』(夏目漱石著)を読んだ感想を話し合いました。

読書会で出た皆さんの感想をご紹介します。
・今でもみずみずしく読むことができ、やはり100年残る文章だなと思いました。文章が迫ってくる感覚がありました。
・日本語は美しいなと思いました。
・3つの世界の対比が面白かったです。
・漱石の描く女性の魅力的なこと。
・ほかの漱石作品も今一度読んでみようと思います。すばらしい。
・新聞小説に連載された作品であり、火事や轢死など時事的な話題を取り入れているのが面白い。
・美禰子は誰が好きだったのだろう。
・当時の学生の文化レベルの高さに驚かされる。今の学生はどうだろうか。
・「同い年の女では女のほうが偉い」などの表現を、自分の経験と重ねて面白く感じた。
・絵画や当時の東京の様子などに行き当たるたびに調べなければならないので、なかなか読み進められなかった。
・難しく読まずに、「ガンバレ三四郎君」と肩入れして読みました。
・東京へ出た知り合い(や自分自身)と重なるところがあり共感できた。
名作ですので、読書会の前日までは担当した私自身、難しそう、ちゃんと読めてない気がする、とドキドキしていたのですが、読書会ではそんな本音も含めて思ったことをありのまま話し合うことができました。読書会、楽しいです!
次回の課題本は、テニスをめぐる高校生の青春小説『オン・ザ・ライン』(朽木祥/小学館)です。読んでみて面白いと思った方も、そうでない方も、色々な方の感想を聞きあってより深い読書体験をしてみませんか?
▼次回のお知らせ
「YaYaYa読書会」
課題本『オン・ザ・ライン』(朽木祥/小学館)を読んで感想を話し合います。
日時:6月27日(土)14:00~15:30
会場:高知こどもの図書館2階会議室
参加費:無料
※申し込みはいりません。
※駐車場が少ないため、公共交通機関などをご利用ください。
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